クラウドファンディングは、主に資金調達の手段として広く知られていますが、実はそれだけではありません。プロジェクトの立ち上げや新商品の開発、地域コミュニティの支援など、多岐にわたる活用法が存在します。この記事では、クラウドファンディングの主な種類ならびに市場規模についても解説します。
クラウドファンディングを始めるときの参考にしてください!
クラウドファンディングとは?
クラウドファンディングって何?
インターネットを利用して資金を集める仕組みのことです!
主に、一般の人々からプロジェクトやアイデアの実現に必要な資金を募る仕組みをクラウドファンディングといいます。プロジェクトオーナーは目標金額を設定し、興味を持った支援者がそのプロジェクトに出資します。支援者にはノベルティ(ステッカーやマグカップなど)や感謝のメッセージなどのリターンが提供されることが一般的です。
クラウドファンディングは「資金調達」の手段として知られていますが、プロジェクトや企業の認知度を高めるPRとして利用されることも非常に多いです。
また、CAMPFIRE(キャンプファイアー)などのプラットフォームを活用することで、アイデア商品に対する需要をテストしたり、余計な在庫を抱えるリスクを回避したりすることも可能です。
実際にクラウドファウンディングを行う手順は、以下の記事でご紹介しています。
クラウドファンディングの活用シーン
クラウドファンディングを始めるタイミングは色々あるんだ!
資金調達や新商品販売に限らず、様々な目的でクラウドファンディングを実施できるので、中長期で事業成長を期待できます。
様々なタイミングでクラウドファンディングを活用することで、ファンを巻き込みながら、事業を持続的に成長させていくことができます。
例えば、1回目では新規ファンを獲得し、ファン化することで周囲の人へオススメするようになり、2回目ではファンが取り組みを拡散することで認知が拡大され、更なるファンを獲得できるようになります。
クラウドファンディングの種類
クラウドファンディングって何種類ありますか?
主に6種類あります!
クラウドファンディングは、 主に購入型、寄付型、融資型、株式投資型、ファンド型、ふるさと納税型の6つのタイプに分けられます。
個人、法人問わず、一般的に利用されているのは「購入型クラウドファンディング」です。
購入型クラウドファンディング
購入型クラウドファンディングは、出資者は見返りとして商品やサービスを受け取る仕組みです。
CAMPFIRE(キャンプファイアー)では、主に二つの方式があります。
- All-in方式: 出資者が提供した資金は全額プロジェクトに使われ、目標金額を達成しなくても、お金が1円でも集まればプロジェクトは進行します。
- All-or-Nothing方式: 目標金額を達成しない限り、プロジェクトは進行しません。この方式では、目標金額に達しなければ出資者に対して資金が返金され、プロジェクトは実行されません。
(※形式名は、利用するプラットフォームによって異なります。)
寄付型クラウドファンディング
寄付型クラウドファンディングは、出資者は金銭的なリターンや商品を受け取ることを期待せず、純粋にプロジェクトや目的をサポートするために寄付を行います。例えば、非営利団体が新しい施設の建設やコミュニティプログラムの資金を集める際に使用されることが多いです。
融資型クラウドファンディング
融資型クラウドファンディングは、一般の投資家から資金を募り、その資金を企業やプロジェクトに貸し付ける形で運用する仕組みです。資金提供者(投資家)は、一定の期間後に元本と利息を受け取ることができます。
具体的には、企業やプロジェクトが資金調達を必要とする際に、クラウドファンディングプラットフォームを通じて投資家から融資を募ります。この融資には返済期間や利率が設定されており、投資家はその条件に基づいて投資を行います。借り手は、資金を事業運営やプロジェクト実施に使用し、後に投資家に返済します。
株式投資型クラウドファンディング
株式投資型クラウドファンディングは、インターネット上で企業が資金を集める方法です。企業はオンラインプラットフォームを利用して、株式を発行し、投資家から資金を集めます。この形式では、投資家は企業に出資することで、その企業の株主になり、企業の成長や利益に応じてリターンを得ることができます。
ファンド型クラウドファンディング
ファンド型クラウドファンディングは、プロジェクトやビジネスに資金を提供するために、多くの個人から小額の投資を集める方法です。投資家は特定のプロジェクトやビジネスに資金を提供し、その成功に応じて利益を得ることができます。通常、資金提供者はプロジェクトの成功に伴う収益の一部を受け取る権利を持つため、投資の一形態と見なされています。
ふるさと納税型クラウドファンディング
ふるさと納税型クラウドファンディングは、ふるさと納税制度とクラウドファンディングの仕組みを組み合わせたものです。この仕組みでは、個人が寄付を通じて特定の自治体やプロジェクトを支援できるようになっています。
一般的に多く利用されているのは「購入型クラウドファンディング」
企業の資金調達手段として活用されているのは、主に以下の4つのタイプです。
個人から法人まで幅広く利用されているのが「購入型クラウドファンディング」です。
購入型クラウドファンディングの仕組みとは?
クラウドファンディングって、難しいんじゃないの?
そんなに難しくないですよ!
個人〜法人問わず、一般的に利用されているのは「購入型クラウドファンディング」なので、購入型クラウドファンディングをメインにお伝えします。
やりたいことを実現したい人がクラウドファンディングサービスにプロジェクトを掲載し、 それを見て共感した人がプロジェクトを支援するのが購入型クラウドファンディングです。
購入型クラウドファンディングの市場規模
クラウドファンディングって、どれくらい利用されてるの?
年々利用者は増えているんですよ!
近年、購入型クラウドファンディングは、世界的に成長しており、日本でも広がりを見せています。2020年には、新型コロナウイルス感染症の影響により需要が拡大し、2021年には約472億円、2022年には約576億円と支援額は年々増えています。
成長の要因としては、インターネットの普及、消費者の多様化するニーズ、企業の新製品開発への利用増加などが挙げられます。
よくある質問
クラウドファンディングってお金かかるんでしょ?
いえいえ!基本無料で利用できますよ!
クラウドファンディングって初期費用かかるんでしょ?
プラットフォームによって異なりますが、CAMPFIRE(キャンプファイアー)というプラットフォームを使ってクラウドファンディングを利用する場合、一切お金はかかりません。
ただし、掲載文や画像のデザインなどを自社で行うのではなく、専門会社にお願いして執筆またはデザインを依頼する場合、文章やデザイン料が必要となります。
手数料はかかるの?
ほとんどのプラットフォームでは、決済手数料がかかることが多いです。
CAMPFIRE(キャンプファイアー)の場合、手数料は17%+税がかかります。
(内訳:手数料12% + 別途決済手数料5% +税)
購入型クラウドファンディングの場合、税金はどうなるの?
CAMPFIRE(キャンプファイアー)の場合、集まった金額から手数料17%を差し引いた金額に対して、事業所得として計上し、所得税を支払わなければいけません。
物を販売したときにかかる税と同じと思っていただけると分かりやすいと思います。
税金に関する詳細はこちら→税金関連について
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